ギターを弾く上で、非常に大事になってくるのがリズムです。
まぁ、ギターに限ったことではなく、全ての楽器に対して言えることではありますが。

音楽の三大要素はメロディ、リズム、ハーモニーと言われます。
それらは音楽を構成する要素ですので、もちろん全てが大事だと思いますが、この中で最も重要視するべきなのはリズムです。

多少ピッチ(音程)がずれていても、ハーモニーがあやふやでも、それはご愛嬌です。

ですが、リズムの悪さだけは本当に耳についてしまいますからね。
バッキングでもソロでも、リズムが悪いと残念ながらうまく聞こえません。
それが素晴らしいリック、フレーズだったとしてもです。

リズム練習をしないことによる弊害

ギターを始めたばかりの頃からリズムトレーニングをしている、という人はおそらく圧倒的に少数だと思います。

もちろん、僕もそうでした。
ギターの練習といえば、多少フィンガリング(運指)練習をしたりはしましたが、一番やったのは、やはりレコードやカセットテープを聴きながらのコピーでした。
いわゆる耳コピですね。

もちろん、耳コピは非常に重要な練習ですから絶対にする方がいいのですが、僕はそればっかりで、ちゃんとしたリズムトレーニングはしないままギターを弾き続けていました。

しかし、リズムトレーニングをまったくしないまま数年間という時間が過ぎてしまうと、そこからリズムに対する感覚を養うことや、矯正することがかなりやっかいになってしまいます。

それに気づいたのは同期バンドをやるようになってからですね。
同期バンドは、正確な一定のリズムの中で演奏するわけですから、プレイのリズムがよれてしまったらアウトなわけです。

で、それまでは自分のタイム感でギターを弾いていたわけですが、当然クリック(ドンカマ)と合わない状態になっていました。

えーっ、俺ってこんなにリズムが悪かったのー?

特に、せっかくの同期バンドなので、ディレイタイムをテンポに合わせてみよう、なんて思ってパラメーターを設定したりすると、見事にリズムとディレイ音がずれていきます。
これは気持ちが悪い!

そこで初めて、リズムトレーニングをしておけば良かったなぁ、なんて思ったわけです。
後悔先に立たず、ってのはこの事だったのですね。

リズム練習をすると明るい未来が?

そんなわけで、長い間の自分のタイム感というクセが染み付いていて、なかなかそれが直りませんでした。
そこからですよ、しっかりとリズムトレーニングを始めたのは。

リズムマシンを買ってきて、ひたすらそれに合わせてギターを弾く。
フィンガリング練習の時も、バッキングを弾くときも、ソロを弾くときも、必ずリズムマシンに合わせて弾くようにしました。

それをずいぶんやるようになってからですね。
リズムが矯正されたのは。

ですから、リズムトレーニングを始めるのは、早ければ早いほどいいと思います。
僕のように、ギターを始めてからかなりの時間が経ってからとなると、矯正するのが大変ですからね。

リズムマシンでもメトロノーム機能の付いているチューナーでも何でもいいですから、なるべくギター練習の際には、そういった正確なリズムを刻んでくれる物を使ってください。

ただ、リズムがよれるので、アナログのメトロノームはおススメしません。

正確なリズムでギターを弾けるようになると、レコーディングにも十分対応できるでしょう。
レコーディングの際のリズム評価はシビアですよ。
リズムのよれっぷりがハッキリわかっちゃいますからね。